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新・病態生理できった内科学
病態生理できった内科学
解説

STEP内科シリーズと似たような位置づけの教科書。STEP内科シリーズより図が多くて、少し簡単な内容になっている。コンパクトにまとめてあり、定期試験や国家試験を視野に入れた解説をしている。イラストや表を豊富に盛り込み、ビジュアル重視の作りになっている。STEPシリーズが6巻まで出ているのに対して、病態できったは9巻まで出ている。少し細分化されていると言った感じだ。

「病態できった」は旧シリーズと新シリーズに分けられる。旧シリーズは大人気を博し、廃刊になっても読者の呼びかけで復刊するほどであった。新シリーズは発行年が新しく、最新の情報が手に入る。特に3の腎、7の神経が人気である。

Good

・運動系、感覚系の走行がいまひとつ覚えられない人にとっては非常に良い。

・血液と神経分野は特にわかりやすく人気が高い。

・知識0の人が読むのには一番いい。

・暗記前の理解に役立つ。「できった」で理解してから他書で暗記。

Bad

・循環、呼吸器や腎、内分泌はあまり分かりやすくなかった。


  分野 ページ数 著者 出版日 価格
新・病態生理できった内科学1 循環器疾患 300 できった編集委員会 2009/05 4,410円
新・病態生理できった内科学2 呼吸器疾患 339 2010/06 4,410円
新・病態生理できった内科学3 腎疾患 172 横山啓太郎 2006/12 3,885円
新・病態生理できった内科学4 内分泌疾患 244 相馬正義 2009/07 4,200円
新・病態生理できった内科学5 血液疾患 - できった編集委員会 2009/03 4,305円
新・病態生理できった内科学6 膠原病 190 2009/04 3,885円
新・病態生理できった内科学7 神経疾患 - 2009/02 4,410円
新・病態生理できった内科学8 消化器疾患 310 矢久保修嗣 2009/08 4,410円
新・病態生理できった内科学9 感染症 - できった編集委員会 2006/09 3,990円
※出版社:医学教育出版社、監修:村川裕二

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