医学生の教科書
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免疫学イラストレイテッド
免疫学イラストレイテッド
解説

免疫生物学と並ぶ人気の書。世界で最も多く読まれている免疫学書の和訳版。免疫生物学よりも文章が簡潔であり、通読に向いている。医学生が最初に免疫学を学ぶのに適している。図が多く、読者に視覚的に理解させようとする姿勢が感じられる。また、臨床と関連付けて覚えさせようとする工夫もみられ、内容の不足は感じられない。
ただ、訳本は発行年(2000年)が古く、進歩の速い免疫学の知識に追い付いていない部分もあるため、原書を読むのが最もよい。


その他情報

・実験についての記述が多い。

・章初めの要約、章末の問題が付いているため試験対策に使える。

・免疫系の発生についての記述がみられる。他の教科書にはあまりない。

・版を追うごとに記述があっさりしてきた。もう少し文章を書いてほしい。

・執筆者が多い和訳本にありがちだが、全体の統一性が取れていないため読みづらい。


免疫学イラストレイテッドデータ

著者 ページ数 出版社 出版日 価格
Ivan Roitt (著), David Male (著)
Jonathan Brostoff (著), 多田 富雄 (翻訳)
424 南江堂 2009/01 7,450円

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