医学生の教科書
TOP>基礎医学>生化学の教科書>ストライヤー生化学
ストライヤー生化学
ストライヤー生化学
解説

ハーパー生化学と並ぶ本格的な生化学の教科書。最新の分子生物学の知識を踏まえて、細胞内の現象を取り上げている。「なぜ」そのような減少が細胞内で起こるのかを詳しく解説している。より、深く理解したい方向け。少々字が小さいが、図が綺麗で見やすいため、アメリカでは生化学教科書のスタンダードとされている。また、分子生物学の記述が詳しいため、多くの大学で並行して学習するであろう「分子遺伝学」の授業にも使える。知識の量は生化学の教科書の中でもトップクラスである。
入門書ではないため、シンプル生化学等のコンパクトテキストと併用する必要がある。


Good

・かなり勤勉な学生が持っているイメージ。

・このような教科書は字ばかりのイメージであるが、ストライヤーは図も精細で分かりやすい。

・生化学の奥深さを味わうことができる。

・オールカラーでリファレンスや図表などが充実しており、生命現象の基礎知識をほぼ網羅することができる。


Bad

・カバーがしっかりしているため、教科書の中では最も重たい。

・ハーパーに比べて深く突っ込んだ記述があるが、その分だけ網羅性に欠ける印象がある。


ストライヤー生化学のデータ

著者 ページ数 出版社 出版日 価格
Jeremy M.Berg (著) 1086 東京化学同人 2008/12 14,280円

[医学生の教科書]