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カッツング薬理学
カッツング薬理学カッツング・コア薬理学
解説

[カッツング薬理学]
世界的に定評のある薬理学書「Basic and Clinical Pharmacology」の日本語版。アメリカでは多くの医学生に使用されている。薬理作用、作用機序等の知識レベルは薬理学の分野で最高レベルである。ただ、文章量が多く、翻訳版特有の読みにくさも相まって、通読には向かず、辞書として使用した方が効率が良い。英語の読める人は原書で読んだ方がよい。


[カッツング・コア薬理学]
カッツング薬理学から重要な知識を選んで掲載している解説書+演習問題集。記述量も半分となり、カッツング薬理学よりも試験対策向きである。まとめと章別問題が記載されているので、時間のない時はそれを見るだけでもそれなりの学習はできる。教科書として持ち運び、授業に携帯するのに適している。各章末の多彩な演習問題で、問題を解きながら同時にコア薬理学を習得でき、国家試験対策問題集としても利用することができる実践的な書。


その他情報

・生薬やサプリメントの化学成分、薬理作用、臨床試験、副作用、相互作用と注意事項まで記してある。

・洋書であるが、日本語版には「日本で入手可能な薬剤リスト」が追加されているため、日本の医療事情にも適応している。

・知らない薬剤が平気で登場する。


目次

カッツング薬理学目次


カッツング薬理学のデータ

著者 ページ数 出版社 価格
カッツング薬理学 Bertram G.Katzung (著), 柳澤 輝行 (翻訳)
飯野 正光 (翻訳), 丸山 敬 (翻訳)
三澤 美和 (翻訳)
1288 丸善 17,850円
カッツングコア薬理学 Anthony J. Trevor (著)
Susan B. Masters (著)
Bertram G. Katzung (著)
柳澤 輝行 (翻訳), 丸山 敬 (翻訳)
622 丸善 8,190円

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