医学生の教科書
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プール問題と新作問題
解説

CBTの基礎知識で書いたように、CBTでは新作問題とプール問題が出題される。しかし、採点対象となるのはプール問題のみであり、新作問題は採点されない。これは、CBTが「人によって解く問題が異なる」試験であるため、公平性を保つシステムである。プール問題は一定以上の正答率のある問題が採用されるため、これにより公平性を保つのである。
新作問題は全体の正答率が計算され、プール問題になるかならないかの取捨選択をされる。


同じ問題に出会う確率

こあかりクエスチョンバンクで解いた問題は、本番では1割程度目にすることになる。こあかりのプール問題集は5000問程度、クエスチョンバンクは3000問程度。プール問題は20000問近くあるため、20〜30%を網羅できることになる。しかし、本番では新作問題が加わることと、問題集の再現率が完璧ではないこともあってか、結局は1割程度しか同じ問題ではないことになってしまう。
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